独学で学校卒業並の知識はつけられる?
栄養士という職業があります。栄養士や管理栄養士は栄養士専門学校に通い、特に管理栄養士は専門過程を受講し、国家試験に合格しないとなれません。独学で栄養士になることはできませんが、栄養士専門学校卒業並の知識を独学で身につけるのは全く不可能ということはありません。
書店には管理栄養士を中心に栄養士になるための本がいくつか販売されており、国家試験の過去問題集も販売されています。テキストの内容を理解するのは重要ですが、ただ単に読むだけでは知識が身についたかわかりません。テキストの内容をしっかりと理解し、過去問題を解くという方法が良い方法といえます。
栄養士専門学校並の知識を得たいのであれば、高校レベルの化学や生物の内容を完璧にしておく必要があります。高校レベルの理系分野が苦手な方には栄養士の学問はついていけないからです。そして栄養士など、人間の健康に関わる仕事は座学だけではなく、専門学校で実習を受けることにより知識が身につくものです。やはり独学で栄養士専門学校並の知識を得るのは限界があるといえます。
栄養士専門学校の教材費はどのくらいかかるのか
栄養士になりたいと考えたときあなたはどこで勉強しますか。4年制の大学、短期大学、栄養士専門学校など選択肢があると思います。では、それらで勉強するにあたってどれくらいの費用がかかるかご存知でしょうか。それぞれ費用は異なり、私立大学の場合は学費が100万から130万、それに加えて教材費や同窓会費が10万から30万と言われており、国立大学はこの3分の2程度とされています。
短期大学の場合は学費は私立大学と同等くらいで、1年次は入学金が20万から40万程度が平均的な額になります。それに加えて、実習日や教材費が別途かかります。また、専門学校は短期大学とほとんど同じくらいとされています。
栄養士専門学校の場合、包丁セットや施設費など様々な費用もかかります。ですから、他の専門画工に比べると全体的な費用はやや高めになります。教材費は学校によって異なりますし、実習内容も学校によって特色があります。自分にあった学校を選ぶためにも、しかりと下調べは必要となります。